平内集落概要

【概要】
・屋久島の南部に位置する集落。
・315戸 642人 (平成28年8月末日)
・海岸段丘の上、破沙岳から流れる大崎川下流域と権現山など標高6~700m程の前岳の裾の緩斜面で東西3.5km、南北2km程の広がりがある。
・山々が冬の季節風をさえぎるので温暖な気候に恵まれ、島内では雨量も少ない方である。
・浜にも近い河川沿いは採取生活には適地で縄文土器が出土しており、古くから暮らしの場所になっていたと思われる。
・1300年代半ばの岩川氏の移住以降、1500年代後半には種子島との縁が深まり、江戸期の鹿児島との関係も含めて周辺勢力との交流拠点であった思われる。
・氏神様の八幡神社や多数の史跡がある八幡山には現在も公民館や学校などが隣接しおり、古くから地域の中心になっている。
・かつては山仕事や漁業が主な産業であったが、今は山すその傾斜面を生かしたポンカン、タンカン栽培が中心になっている。
・平成10年代から都会からの移住者が増加しており、現在の平内地区を特徴づけている。

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