春牧概要

世帯数 447 人口902人 (2015.7現在)

・集落名は安房村の農事小組合名であった「春田」「牧野・の頭文字を取って命名された。{昭和24年}
・南北、海岸線沿いに約2キロ、東西・海岸から山麓まで3キロ内外
・安房川とタケメゴガワに挟まれた、全体的に緩やかな傾斜地。
・イテゴガワ・カミノカワ・タキノカワ等の小川に加え、湧き水も多い。
・地層は集落全般、山手に至るまで堆積岩層から成っており、島内でも特に花崗岩が見られない集落といえる。

●沿革 歴史的経緯
縄文時代 横峰遺跡{紀元前1600-2000年}
藩政時代 平野と共に黒石野{クロイシノ}村とされ享保11年{1726年}には人口27人
明治5年郡制改革により安房村に編入
明治12年以降の地租改正により大半が官有地となり、山・畑を失い困窮。
明治38年 官有地の払い下げ等で春田全域が久米清太郎の管理下へ。樟脳生産。
      平野の製糖と共に雇用源となる
大正10年 「屋久島国有林経営の大綱」{屋久島憲法}発布
       これにより山仕事が活気付く。製炭・樟脳作り・トリモチ製造。
戦後    農村改革による開拓入植者の増加
昭和24年 安房村よりの分村・独立 
       与論島より漁業従事者、木材関連事業者・土建業者・小杉谷よりの移住により人口が増加。
昭和25年 145戸681人
昭和39年 922人
昭和45年 1075人

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