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岳参り

概要

・岳参りは、岳の神様(一品法寿権現)に詣でる島内各集落で行われる山参り行事で、一時下火になっていたが近年各地区で活発になってきている。
・組織的に行われる山岳信仰としては日本の最南にあたる。
・春牧の岳参りも長らく途絶えていた様だが、○○年に登山道と共に復活、以降は毎年行われており、区事務所には「岳参りマニュアル」なる物も存在し、それには以下の手順が仔細に書き記されており、これは今後も受け継がれてゆくものと思われる。
1・海水と海砂の準備
2・盛久神社参拝・その手順
3・前岳登山口における作法手順
4・山頂・祠における作法手順
5・下山口にて
6・盛久神社にておける参拝手順

2015{平成27年}9月23日の記録
6:00 区長が動物の足跡のないうちの春田浜に砂と海水を取りに行く
9:00 盛久神社にお参りのメンバーが集合、しきたり通りに参拝をする。車に乗り合わせて登山口へ。生憎の雨。
9:35 登山口でお清めを済ませ、登山開始
11:10 全員登頂。雨。神事を開始する。
11:40 本来昼食後に下山だが、雨なので下山開始
13:00 全員無事下山 記念撮影
13:30 盛久神社に帰還、お参りののち解散。

写真

岳参り風景

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メイン岳参り風景

早朝海砂を採る

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夜明け前、動物の足跡のついていない砂浜の砂を取りに行く区長。

海水も汲む

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海水も汲む。竹の筒に入れてゆく。

服を正し一揖。

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服を正し一揖。参道の正中{真ん中・神の通り道}を避けて入場。

加護を祈る。

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賽銭を入れ、金を鳴らし、二礼二拍手、手を合わせ加護を祈る。

お供え物の受領

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お供え物の受領米・酒・塩・お賽銭・奉札

海砂・海水・榊等

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お供え物の受領 海砂・海水・榊・ろうそく等

登山口に米を盛り、撒く。

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登山口に米を盛り、撒く。塩も。参加者を清める。

最初の渡渉点

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最初の渡渉点。

最初の渡渉点別角度

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最初の渡渉点別角度。

登山風景1

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登山風景1。

登山風景2

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登山風景2。

登山風景3

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登山風景3。

登山風景4

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登山風景4。

山頂にて蝋燭を灯し、清める

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山頂の祠を清掃し、蝋燭を灯し、米・海水・砂を撒き、盛る。

二礼二拍手

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二礼二拍手、前年度分の賽銭の撤去。

お供え物をし、祈願。

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本年度分のお供え物をし、祈願。そして、下山。

供えられていた古銭

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供えられていた古銭が歴史を語る。

山頂の祠

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山頂の祠。

登山道脇の炭焼き釜

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登山道脇の炭焼き釜。

記念撮影

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記念撮影。

盛久神社でお参り

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盛久神社でお参り。

酒迎はご自宅で

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酒迎はご自宅でビールが配られる。

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