安房集落概要

世帯数 547 人口1064人 (H28.11現在)

・屋久島の東に位置する島内第二の集落。
・住民547世帯1064人<平成28年11月末現在>
・屋久島最大の河川である安房川を中心として築かれた旧屋久町最大の集落。
・古くは粟穂と表記され、穂=高い、険しい、安房川の作り出した高い地形断崖のある浸食地形が由来の名前と考察される。
・安房川が昭和40年代に宮之浦港が整備されるまでは屋久島第一の港であったらしく、かの三国名勝図絵にも記載があるのみならず、伊能忠敬の測量の拠点になる、「屋久島聖人」泊如竹ゆかりの地である等、歴史的にも語る事の多い地となっている。
・島内殆どの電気はこの安房川水系の水により発電されており、戦中戦後の島の経済を支えた森林伐採事業もこの安房が基点と思えば、屋久島の近代史においても大変重要な位置づけにあるといえる。