中間概要

屋久島の南西部に位置する集落。
・122世帯 220人 (平成28年7月末日)
・集落のシンボルとなっている七五岳1488mから流れる中間川の河口近くに開けた集落で、中間川河口の中間浜に面している。
・冬には季節風が吹くが温暖な気候に恵まれており、屋久島では雨量の少ない地域である。
・山が海に迫っており、河川の谷も深いので平地が少ない。
・浜に面した河川沿いは採取生活には適地で縄文土器が出土しており、古くから暮らしの場所になっていたと思われる。
・地名の初出は江戸初期の屋久島大絵図である。(文献①)
・享保11年/1726年に76人居住、カツオ船1艘、馬5頭の記録がある。(文献①)
・西隣の栗生の分村といわれている。
・昔は漁業も盛んだったと思われるが、その後は森林に関わる仕事が主であった。
・中間川沿いの緑やガジュマルのアーチ、中間浜など自然環境に恵まれた暮らしのたたずまいが集落の特徴になっている。

【文献・資料】
① 屋久町郷土史第1巻村落誌上
② 区長他、住民の聞取り

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