中間浜とウミガメ
概要
・七五岳を源流とする中間川の河口、中間地区の目の前が中間浜である。
・屋久島の山をつくる花崗岩の砂が吹き寄せられた浜には転石も見られ、風化して特有のき裂模様のある亀石もある。
・4月末から8月上旬まで多数のアカウミガメと少数のアカウミガメが上陸して産卵する。平成27年には70頭余り上陸し、40頭程の産卵が確認されている。
・地区の人たちが条例による保護監視員に任命されて期間中は毎晩巡回し、観察記録するとともに、台風被害に合わない場所に設けられた孵化場に卵を移して保護している。
・うみがめ子供隊もあり、2週間ほど監視員とともに保護、観察にあたっている。
・帰省者も多く、人口がふくれあがるお盆時期の中間夏祭りには、ふるさとの海を大切にしようと子供たちによる子ガメの放流が行われている。
【参考資料】 中間浜記録等
写真
中間浜中間地区の前に広がる中間浜。 |
花崗岩浜と転石美しい花崗岩砂礫の浜に転石も見られる。 |
亀石海水と日射で特有の風化をした亀石もある。 |
保護監視集合ウミガメの産卵期には保護監視活動が行われる。 |
海岸パトロール海岸保護監視パトロール。 |
監視員腕章保護監視は条例による行為(腕章)。 |
三カ月近い監視の記録簿a。記録簿a |
記録簿b記録簿b |
孵化場a回収された卵は台風などの被害を避けて孵化場で保護されるa。 |
孵化場b孵化場b。 |
孵化した子カメ孵化したアカウミガメ。 |
子カメと子供夏祭りには子供たちも参加して子ガメの放流も行われる。 |
放流中間浜中間浜の放流事業。 |
旅経つ子カメ海に旅立つアカウミガメ |