精霊祭り・盆踊り
概要
・棒踊りに続くお盆の行事。精霊流しは長崎の物が有名だが、そこまでの規模ではなくとも九州各地で行われており、屋久島でも集落それぞれに土着の宗教感{先島丸}と結びつきながら、お盆の時期に執り行われている。
・精進料理・白団子・ところてん。新カライモ・スイカ・みんのこを供え、初盆宅を弔問する。夕方から精霊流し。昭和30年代までは芭蕉の葉に料理を乗せて流したというが現代は灯篭、灯篭の載った船が多い。
・同時進行的に安房公民館前では屋台も来ての盆踊りが開催された。安房での盆踊りは昭和46年以来途絶えていたが2015年から復活させている。{それ以前の開催も継続的ではなかったらしい}ただ安房には盛大な「やくしま夏祭り」が存在することもあり、以降の開催も手探りの最中にある。
【資料】
屋久町郷土誌 3巻
安房区長{平野道雄氏}聞き取り