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屋久杉自然観館と周辺施設

概要

・屋久杉自然館・屋久島世界自然遺産センター・屋久島環境文化研修センターはそれぞれ町・国・県の施設となり、これら立場の違う機関施設が近接して作られているというのは特筆すべき事と言える。

屋久島町立屋久杉自然館

・平成元{1989}年屋久町立の施設として開設された博物館。屋久杉を中心とした自然と歴史に関する資料が展示されている。
・平成七年に完成した別館は1985年つくば博に出店された巨大な根株がありその他中庭、コンサートのできる舞台等も敷地内に存在する。
・2010年より県道ヤクスギランド線沿いに縄文杉登山シャトルバスとそれに伴う駐車場が完備され、屋久島の観光における立地的な意味合いもまた増してきている。

屋久島世界自然遺産センター

・世界遺産登録を機に1996年(平成8年)オープン、2014年(平成26年)リニューアルされた展示施設。内容としては自然館より自然の細々とした生き物たちに注目した展示が多い。
・登山のマナーの広報や調査研究の拠点としての役割も担っている。
・屋久島自然保護官事務所も併設されており、環境省の島内拠点でもある。

屋久島環境文化研修センター 

・公益財団法人屋久島環境文化財団が鹿児島県から受託・運営する、環境学習や自然体験を目的とした研修施設。
・建屋内には図書室や宿泊施設、視聴覚室があり、敷地内にはオリエンテーリングや自然観察に適した散策路、キャンプ場が併設されている。

その他
〇自然館敷地内には宇宙飛行士毛利衛が宇宙から持ち帰った種から発芽した「宇宙杉」が植えられている。
〇自然館とシャトルバス乗り場の間には軽食・喫茶店{杉の茶屋}がある。

【立地】
〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2739-343
※三施設とも同住所

【文献・資料】
インターネット参照
http://yakusugi-museum.com/
https://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/index.htm
http://www.yakushima.or.jp/static/learning.php

写真

屋久杉自然館

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屋久杉自然館正面より。特徴的なピラミッド型の屋根は県道ランド線からも見られる。

縄文杉の折枝「いのちの枝」

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2005(平成17)年、雪の重みで折れた縄文杉の枝が募金等によって乾燥保存・展示されており 触れる事もできる。

屋久杉探検館展示内容

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屋久杉探検館 屋久杉が利用された姿・屋久杉の特徴を知れる展示・屋久杉伐採の歴史・巨大なチェーンソーを含む伐採器具等の展示がある。

シアタールーム

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当時のNHK撮影による小杉谷と森林軌道に関する貴重な映像が見られる。

自然パノラマ館植物模型

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自然パノラマ館では標高それぞれの植物模型が展示してある。

恒例行事の写真コンテスト

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2010年から6回開催され、すでに恒例となった「あなたが選ぶ屋久島写真コンテスト」会場

別館屋久杉の館

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別館屋久杉の館。クラフト室と展示室がある。

つくば博出展の切り株

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つくば博(’85)に出展した巨大根株(高さ5m、重さ8t)には、江戸時代の斧の跡が階段状に残っている。

別館裏の庭園

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別館裏の庭園には銅像が立っている。名は「森の精」

世界自然遺産センター

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世界自然遺産センター

センター内部

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屋久島国立公園に独立すると共にリニューアルした展示物。

センター内部

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映像も見られる

センター内部

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二階もある。

環境文化研修センター

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環境文化研修センター

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