正月行事(七草・鬼火焚き・祝い申そう)
概要
・一月七日、正月明けの行事として各集落で行われる恒例行事。
・その執り行い方には集落それぞれの特徴があり興味深い。
・元々安房からの分村として歴史の始まった春牧だけに安房との類似点が多いが、当然位置も違えば時間・規模が違う。
・まず盛久神社内では夜間のみ12/30~1/5までの間灯篭の点灯が行われ、静かな集落のお正月が演出される。 その飾りつけを片付け正月気分にキリをつける、一年最初の大きな行事がこの鬼火焚きとなる。
・まず、年末には区内の小学生によって鬼の絵が描かれる。{べつだん特徴のない、スタンダードな鬼}あとは集落中から持ち寄られたしめ縄類、竹・薪・笹の山に長い竹を立て、そこに用意した鬼の絵を掲げ火をつける。
・ある程度火が回ったら、鬼めがけて矢を射かけ、最終的に竹を倒して燃やし、その頃手に笹やハマヒサカキの枝を持った住民がその枝を燃やして持ち帰り始め、この枝が無病息災のお守りとなる。
・本来この残り火で焼いた餅が振る舞われる所だが、近年は別に用意された餅でお汁粉が振る舞われる事となっている。
【場所】
春牧生活館前広場