盆踊り(手踊り)
概要
盆踊り(手踊り)
・伝統の盆踊りは寺院で舞う例と神社で舞う例があるが、平内では神社で踊られる。
・平内の盆踊りは「手踊り」と呼ばれて古くから踊られてきたが、来歴は定かではない。
・かつては「棒踊り」も盆踊りとして踊られた(資料②)が現在は八幡神社の大祭だけになっている。
・青年団が踊ってきたが、昭和55年に保存会が結成されて受け継がれている
・現在は、中学生も参加して継承をはかっている
・現在は八幡神社、えびす様、アコウ広場(以前は公民館)で踊る。
*アコウ広場のアコウ巨木は集落のシンボルだったが昨年(平成26年)枯れてしまった。
平成27年8月15日の記録
・保存会員と見習い参加の中学生が公民館で着替え、10:00頃から八幡神社境内で「手踊り」を奉納。
・踊り手は浴衣姿に鉢巻きを締め、華やかな帯をたすきにかけて踊る。
・最初は列をなして踊るが、後半の「結び」は円陣になる。
・11:00過ぎに代表がえびす様に移動して奉納した。
・11:30過ぎに全員が集落内のアコウ広場で踊った。
・ここには見物の住民も多数集まり、踊り手の紹介もあって地域の楽しみとなっている
≪八幡神社動画あり――リンク≫
【参考文献】
①屋久町郷土誌第1巻村落誌
②宮本常一「屋久島民俗誌」
他に区長、他聞取り
写真
盆踊り盆踊りの「手踊り」はまず八幡神社で踊られる。 |
盆踊り八幡神社社殿、この前で「手踊り」が演じられる。 |
盆踊り「手踊り」前半は列をなして踊られる。 |
盆踊り八幡神社手踊り。 |
盆踊り八幡神社手踊り。 |
盆踊り手踊り後半の「結び」は円陣になる。 |
盆踊り八幡神社手踊りの最後。 |
盆踊りえびす様は海崖上の狭い場所なので代表4人だけが行く。 |
盆踊りえびす様は海に面した崖の上、ウバメガシの木立にある。 |
盆踊りえびす様手踊り。 |
盆踊りえびす様手踊り。 |
盆踊りアコウ広場の手踊りには住民の見物も多い。 |
盆踊りアコウ広場手踊り。 |
盆踊りアコウ広場のアコウは枯れてしまった。 |
盆踊りアコウ広場手踊り。 |