平内耕地整理記念体育祭
概要
・昭和16年から20年まで組織的に取り組まれてきた開田事業は、その後も紆余曲折を経ながら続けられた。
・耕地整理組合が開田事業の一環として開いた水路は、昭和26年に上之牧開拓農協が設置した発電所にも利用されることになった。電力は平内だけでなく小島、湯泊、旭地区にも配電され、暮らしの向上に大きく寄与した。
・昭和35年の大崎牧開田を機会に耕地整理記念碑が建てられ、毎年10月の第3日曜日に耕地整理記念祭の親睦慰労運動会が行われるようになった。
・耕地整理記念碑は、農耕に縁のある馬頭観音、田の神様といっしょにある
・体育祭は平成27年が第56回にあたる。
体育祭記録(平成27年10月18日平内グランドで実施)
・7:00集落役員が耕地整理記念碑にて耕地整理記念祭の拝礼を行った。
・8:30住民が参集して第56回耕地整理記念体育祭が開会された。
・幼児から高齢者まで総参加でさまざまな行事が行われた。
・プログラム最大のイベントは、体育祭のタイトルにもなっている耕地整理記念碑まで往復する「記念碑参り3000m走」で、80人が参加した
・お昼をはさんで15:00まで、およそ400人が参加して秋の1日を元気に楽しんだ
【参考資料】
屋久町郷土誌第1巻村落誌上
他に区長他、住民聞取り
写真
内耕地整理記念体育祭平内グランドで行われる住民総参加の平内耕地整理記念体育祭。 |
内耕地整理記念体育祭耕地整理記念碑近くに、五穀豊穣の幟が立てられる。 |
内耕地整理記念体育祭耕地整理記念碑(右)は田の神様(中央)、馬頭観音(左)と並んでいる。 |
内耕地整理記念体育祭耕地整理記念碑 |
内耕地整理記念体育祭耕地整理記念碑碑文に組織的事業として行われた時代の記録がある。 |
内耕地整理記念体育祭耕地整理記念祭として、集落役員が記念碑に礼拝する。 |
内耕地整理記念体育祭平内グランドで開かれる体育祭は8:30の入場行進で始まる。 |
内耕地整理記念体育祭体育祭入場行進。 |
内耕地整理記念体育祭開会式。 |
内耕地整理記念体育祭前日に準備された体育祭入場門。 |
内耕地整理記念体育祭子供から老人まで参加してさまざまな競技が行われる。 |
内耕地整理記念体育祭さまざまな競技のひとつタイヤ廻し。 |
内耕地整理記念体育祭メインの競技は「記念碑参り3000m」、集落の西にある記念碑まで往復する。 |
内耕地整理記念体育祭記念碑が折り返し地点。 |
内耕地整理記念体育祭集落を抜けてゴールへ。 |
内耕地整理記念体育祭集落の人たちが殆ど集まっているグランドではさまざまな競技が続けられる。 |