g002001001.JPG

自然 山(新岳・古岳)

概要

・長年にわたる火山活動によって生まれた山々の複合が口永良部島をなしている。
・古岳 657m、新岳 626m。
・古岳は、数百年前まで火砕流を伴う噴火が発生していたが、最近 200 年間の火山活動の記録は新岳に関するもの。
・1841(天保 14)年の新岳噴火により実地検証に入った薩摩藩が硫黄を確認して硫黄の採掘が始まった。
・大正から昭和初期には、古岳火口周辺からの硫黄採取で賑わった。
・古岳火口周辺には、硫黄採掘のために作られた石垣や牛馬による運搬のために整備された旧道の石積み跡が残されている。
・2014・2015 年の新岳噴火により草木が枯れ、現在は枯れた木々 や山肌が露わになった状態。
・噴火前は、気軽に山上りを楽しんでいた。特に、エラブツツ ジが咲き誇る 5 月中旬~7 月上旬頃に登る花見登山は素晴らしかった。
・山頂からは遠く屋久島を眺める事が出来た。
・古岳山頂付近で、貴重な植物としてコモウセンゴケが観察出来た。コモウセンゴケは、食虫植物で、葉から粘液を分泌して 虫を捕らえる。

写真

前田集落より眺める新岳(2016 年)

g002001001.JPG

前田集落より眺める新岳(2016 年)

古岳から望む屋久島

g002001002.JPG

古岳山頂付近から眺める屋久島(2012 年)

古岳火口(2010 年)

g002001003.JPG

古岳火口(2010 年)

古岳火口(2010年)

g002001004.JPG

古岳火口(2010 年)

古岳火口外縁 (2010年)

g002001005.JPG

古岳火口周辺の外縁(2010 年)

古岳山頂付近(2012 年)

g002001006.JPG

古岳山頂付近(2012 年)

古岳山頂付近(2013 年)

g002001007.JPG

古岳山頂付近(2013 年)

古岳より新岳(2012 年)

g002001008.JPG

古岳より新岳を眺める(2012 年)

古岳登山(2010 年)

g002001009.JPG

古岳登山の様子(2010 年)

古岳登山(2013 年)

g002001010.JPG

古岳登山の様子(2013 年)

古岳のエラブツツシ

g002001011.JPG

古岳の山肌を染めるエラブツツジ(2012 年)

エラブツツシ

g002001012.JPG

エラブツツジ(2011 年)

古岳山頂コモウセンゴケ

g002001013.JPG

古岳山頂で撮影したコモウセンゴケ(2010 年)

古岳火口硫黄採掘跡

g002001014.JPG

古岳火口の硫黄採掘跡(2013 年)

古岳火口硫黄採掘跡

g002001015.JPG

古岳火口の硫黄採掘跡、中央の石積みが採掘時 の施設後(2013 年)

ダウンロード