えびす様
概要
○ 村えびす
・高さ50センチの山川石製。
・ 集落の中心地にある。本蓮寺と楠川天満宮の間にある。
・ 近くの石塔には天保五年(1834年)と書かれている。
・ 漁業だけでなく、里の繁栄と安全を願っている。
○ 浜えびす
・ 楠川天満宮から下りた港内にある。
・ 「ヘタエビス」とも言われている。
・ コンクリート製の祠の中に祀られている。
・ 砂岩で作られており、風化が進んでいる。
○ 沖えびす
・ 港内の堤防近くにある小さな森に祀られている。
・ 浜えびすと視線を交差するように南側の海に向いている。
・ 風化が進んでいる。
○ ホンコージエビス
・ 楠川港から数百メートル南の浜に祀られている。(中之川近く)
・ 波の打ち寄せる岩の上に祠がある。
・ トビウオ漁などから帰ってきた漁師達が「えびっどん」に豊漁を感謝して船から魚を投げ捧げたとも言われている。
【参考文献】不思議の里くすがわ