鬼火焚き/門まわり
概要
<鬼火焚き>2017.1.7
・ 1月7日に熊野神社下の浜で行われる。
・悪霊を焼き払う行事として、集落の人が子どもから大人まで集まる。
・ 午前中に門松や正月の飾り物を集めて、燃やす。
・ 2017年は昼過ぎから雨が降る予報だったので、時間を繰り上げて12時から行った。通常は潮の様子を見ながら4〜5時ぐらいで行う。
・ 浜で集めた石を子ども達が鬼に向かって投げる。
・ 焼けた木を各家に持ち帰り、玄関に置くと魔除けになるという。
・ 中には昨年の焼けた木を持ってきて燃やす人もいた。
・ 焼けた木はお風呂のたき付けに使ういいとも言われる。
・ 鬼がボロボロになったらつなげていたロープを子ども達が引っ張って鬼を倒す。
<門まわり>2017.1.7
・ 以前は集落の青年団が集まって行っていたが、現在は小学生から高校生までが集まって門まわりをする。
・ 集まったご祝儀は子ども達へのお年玉として配られる。
・ お年玉感覚ということもあり、集落の行事で最も子ども達が集まる行事とのこと。
・ 2017年は小学低学年は3000円、高校生は8000円だった。
・ 年によってご祝儀の集まりは違う。
・ 祝いもうそうの歌は紙が配られるが、子ども達は毎年参加しているので、予行練習は一回で終了。
・ 普通の家と船を持つ家は歌詞が違う。昔は、大工など職業によって歌詞が違っていたとのこと。
・ 喪中の家は歌わない。
・ 子ども達が帰ってくると婦人会が用意したカレーと豚汁が振る舞われる。
・ ご祝儀と同時にたくさんのお菓子も集まり、これもすべて均等に分けられて子ども達に配られる。
【参考文献】屋久島、もっと知りたい(人と暮らし編)下野敏見著
写真
楠川鬼火焚き楠川鬼火焚き |
楠川鬼火焚き完成楠川鬼火焚き完成 |
楠川鬼火焚き風景楠川鬼火焚き風景 |
鬼鬼 |
正月の飾り物を焼く正月の飾り物を焼く。 |
着火着火 |
楠川鬼火焚き風景灯油で火に勢いをつける。 |
楠川鬼火焚き風景ロープで固定。 |
楠川鬼火焚き風景子ども達が石を投げる。 |
楠川鬼火焚き風景子ども達が石を投げる。 |
楠川鬼火焚き風景石を投げられる鬼火。 |
楠川鬼火焚き風景七草の子ども達も参加。 |
楠川鬼火焚き風景七草の子ども達も参加。 |
楠川鬼火焚き風景子ども達が石を投げる。 |
楠川天神の浜やられた鬼。 |
楠川鬼火焚き風景子ども達が鬼を倒す。 |
楠川鬼火焚き風景子ども達が鬼を倒す。 |
楠川鬼火焚き風景倒れた鬼火。 |
楠川鬼火焚き風景最後はまとめて焼く。 |
楠川鬼火焚き風景焼けた木を家に持ち帰る。 |
楠川鬼火焚き風景焼けた木は魔除けになる。 |
祝いもうそう歌詞天神の浜の砂 |
祝いもうそう歌詞(船持ちの人用)良質な砂鉄。 |
門まわり風景公民館で事前練習。 |
門まわり風景婦人会がカレーと豚汁を準備。 |
門まわり風景4班に別れ家々をまわる。 |
門まわり風景歌い終わるとご祝儀がもらえる。 |
門まわり風景喪中の家は歌わない。 |
門まわり風景真剣に聞く家の人。 |
門まわり風景お年玉感覚なので真剣に歌う。 |
門まわり風景小学生から高校生まで参加する。 |
門まわり風景雨でも一軒一軒まわって歌う。 |
門まわり風景ご祝儀の中にはこんな紙も。 |
門まわり風景子どもがかえって来てからが婦人会の出番。 |
門まわり風景19時を超えるのでおかわりする子も多かった。 |
門まわり風景ご祝儀とともにお菓子をくれる家が多い。 |
門まわり風景ご祝儀がお年玉として配られる。 |