年末行事
概要
年の神様
・宮之浦では、トシノバンには若者達が扮装をし、宮之浦岳から来たというトシノカミになり、鳴り物入りで集落に現れる。
・トシノカミはいついつに悪い事をしたのではないかと具体例をあげ、またすると年をとり戻すぞと刀を振り回して脅す。
・相当の効果があった。
益救神太鼓
・益救神社境内で年をまたいで太鼓の奉納がある
・演奏は益救神太鼓保存会がしている
除夜の鐘
・除夜の鐘は、日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つ。
・12月31日の除夜の深夜0時を挟む時間帯に、寺院の梵鐘を撞くこと。
・除夜の鐘は多くの寺で108回撞かれる。
・中国から宋代に渡来した習慣とも言われる。
平成27年12月31日年の神様記録
・公民館に青年団が集まり支度。
・年の神は団長竹之内と岡大地の二名。
・車に分乗して予め申し込みのあった家に向かう。
・青年団は一斗缶など撃ち鳴らしがその家を囲む(家の窓ガラスなど揺らすメンバーも)。
・予め父兄から聞き取った具体例をあげ日頃の行いを追求する(好き嫌いなど)。
・端から見ていても相当の効果があったと思われる。
平成27年12月31日年益救神太鼓記録
・益救神社境内にて年をまたいで行われる。
・神社の社殿で宮司の祝詞奏上、玉串奉納、お神酒の振る舞いと神事が行われる
・太鼓保存会による勇壮な太鼓の演奏が行われる。
・鬼役による松明の演技がある。
・正月の投げ餅が配られる。
平成27年12月31日久本寺除夜の鐘記録
・檀家役員など役員が梵鐘楼脇のテントに集まる
・受け付けて順番の紙を貰う。
・時間となり住職が梵鐘をつき、檀家役員がそれに続く。
【文献・その他】
・上屋久郷土誌