益救神社行事
概要
二十三夜
・月待信仰(さんやまちしんこう)の一つ。
・人々が集い、月の出を待って供物を供え、無事息災を祈った古い風習です。
・二十三夜様は「三夜待ち」「産夜」とも呼ばれて、多くは女性の講だとされている。
益救神社大祭
・かつては4月10日であったが住民の生活様式の変化にともない日程が変わった。
・更に古い時代は11月23日に行われていた
・かつては宮之浦区民ばかりでなく、屋久島全体で各戸が費用を出し合った。
・各集落からはショヤ(庄屋)が集まって計画を立てた。
・供えものの中にはシカとカツオが含まれていた。
・前の晩は宵祭りで、昔は宮之浦の戸主全部が境内にこもった。
・10日の午後1時から祭典を行った。
・終るとお神酒を参列者がいただいた。
・つぎに神輿の渡御となった。
・青年が担ぎ手となる。
・かつぎ手は事前に家で湯を浴び、浜で清めておかなければならなかった。
・お旅所は白砂の多い浜に設けた。
・前日に生け垣をつくっておいた。
・お旅所での祭りが終ると、余興が奉納された。
新嘗祭
・新嘗祭は宮中祭祀のひとつ。
・収穫祭にあたるもので、その年の収穫に感謝する。
平成28年3月1日益救神社大祭記録
・夕方に神社の境内に関係者が集まる(7名)
・宮司の祝詞の奏上から玉串の奉納、お神酒。
・一連の流れを終え解散となる。
平成27年4月29日益救神社大祭記録
・神社の境内に宮司以下役員が集まる。
・場所を拝殿に移し、神事を行う。
・祝詞奏上、玉串奉納、お神酒を振る舞う。
・地区の子供神輿を先頭に、消防団も神輿を引いて地区内を練り歩く。
・宮司、その他武者行列などもそれに従う。
・地区の子供達などによる芸能が境内の舞台で披露される。
・屋台などが境内に出て賑わう。
平成27年11月23日新嘗祭記録
・夕方に神社の境内に関係者が集まる(13名)
・宮司の祝詞の奏上から玉串の奉納、お神酒。
・一連の流れを終え解散となる。
【文献・その他】
・上屋久郷土誌