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エビス

概要

エビスとは
・恵比寿は、人々の生業を守護し、福利をもたらすと信じられている民間神。
・七福神のひとつ。
・もともと漁業の神であったが、後に商業の神にもなった。
・少数であるが、えびすを少彦名神や彦火火出見尊とすることもある。
・九州南部には、漁期の初めに海中からえびすの御神体とするための石を拾うという風習があるという。
・恵比寿は、記紀神話の国生みの物語に登場する水蛭子(ひるこ)と習合する。
・水蛭子=海神=漁業の神

屋久島のえびす
・屋久島のえびすに二系統ある。
・鯛または鰹を抱いた恵比寿と丸い自然石を祀った恵比寿。
・魚を抱えた恵比寿はカツオ漁のもの。
・丸い自然石を祀ったエビスはトビウオ漁エビス、あるいは浦島様といいホイドン(神職)が祀った。
・自然石をおがむ豊漁の龍神信仰は古くからあり、法華宗僧侶が係わり、後にトビウオ豊漁の信仰対象になった。
・屋久島で鰹漁が盛んになった江戸時代以降に本土から恵比寿信仰がはいり、魚かかえ像がおがまれた。

宮之浦のえびす
・宮之浦には三カ所かり、いずれも漁民の漁業の神。
・現在、名残の松原にある恵比寿は、かつて宮之浦川左岸に祀っていた恵比寿が引っ越ししたもの。
・一品が浦のえびすは川向神社と同時期に益救神社から分祀された。


【位地的情報】


【聞き取り情報】

【文献・資料】

・下野敏美著 屋久島もっと知りたい(人と暮らし編)P266
・島田裕巳著 なぜ八幡神が日本でいちばん多いのか (漁業と商業の神恵比寿5127/5338)
・宮之浦散策絵図

写真

名残の松原えびす

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名残の松原

名残の松原

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名残の松原

名残の松原

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名残の松原

名残の松原

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名残の松原

塚崎

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塚崎

塚崎

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塚崎

塚崎

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塚崎

一品が浦

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一品が浦

一品が浦

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一品が浦

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