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十五夜綱引

概要

2015年9月27日 場所:吉田生活館
・旧暦の8月15日に行われる。
・ 綱の素材は葛(かずら)と茅(かや・すすき)。茅は吉田集落にもあるが、芯にするための葛は良いものがなく、最近は安房付近まで採りにいく。茅は「各家庭2束」を用意する。
・ 竜をイメージして作る。15尋分ぐらいの長さ。(目測で30mぐらい)
・ 昔は綱が切れるまで行ったが、今は様子を見て包丁で綱を切る。切ったらつないで、また綱引き。それを3回行う。
・綱引きが終わったら、その綱を利用して土俵を作り、相撲大会。昔は幼児から大人まで相撲をした。
・ 昭和の中頃までは、生活館ではなく、県道で綱引きをしていた。
・ 「口説き」は近間十九二さん。
・ この日はあいにくの雨で、簡略化されたパターンだったが、吉田集落の伝統行事に対する熱い思いが伝わってきた。

写真

吉田の十五夜綱引

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永田の鬼火焚き。

十五夜綱引き

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竜をイメージして作られた大綱。

十五夜綱引き

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とぐろを巻いた状態から、綱だしをしていく。

十五夜綱引き

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30メートルほどの綱を総出で運ぶ。

十五夜綱引き

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綱に三岳をかけ、無病息災を願う。

十五夜綱引き

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あいにくの天気だったが、3回ほど綱引きをした。

十五夜綱引き

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見事な「口説き」をする近間さん。

十五夜綱引き

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綱引きの後、公民館にて。吉田ではタコを味噌で食べる。

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