えびす
概要
永田集落では、三カ所で「えびす様」をまつっている。
・永田川河口近くのえびすは、昭和57年に移転改築。大黒様とえびすが一対になって置かれている。
・浜町のえびすは松の保安林の中に、コンクリート製の祠をおき、3体の像をおさめている。以前はもう一体木造のえびすがあった(屋久島、もっと知りたい)。新しいものは大黒様と一体化した陶製。木製の大黒立像。大きな体を右手に担いだ珍しい立像えびすで、陶製。猛威一つは両腕に鰹らしい魚を抱えた珍しいえびす。右足たてひざ、左足あぐら式座像。
・灯台のわきにあるえじすはコンクリート製の祠の中に体を左脇にして木製のえびすが収まっていてる。この像は、羽生一馬さんの奥さん祖父日高宗太郎が明治39年に制作したもの。灯台付近はトビウオをはじめ魚群の宝庫である。
参考文献
「屋久島、もっと知りたい」