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田之峰神社

概要

主祭神:豊受大御神 併祀:森山大明神
本来は食物・穀物を司る神様「豊受大御神」だが、田之峰神社は昔から「お産の神様」として住民に知られている。
・併祀である「森山大明神」が子授の神様なので、ここに由来しているのかもしれない。
・この神社が建立したのは明治20年前と考えられる(「田之神神社縁起考」)。隣の吉田地区にある「森山神社」と祭りの日が同じ。
・神社が立つ場所は、民家が集まる所からは少し遠く、高台にあり、少し奥まった所にある。
・畑の真ん中にあり、住民以外は素通りしてしまうような場所。建物はコンクリート。
・境内にはセンダンの立派な木が数本残っている。
・向江地区にあり、祭事は上向江、中向江、下向江が当番制で執り行っている。
・毎年、当番が代わるので準備される食事が違い、半 分争うように食事を作っている(吉村保子氏談)。
・現在、永田地区には五つの神社があるが、最も賑やかな祭りが催されている。
・大祭の日は舞台が設置され、神事の後に子どもからお年寄りまで歌って踊ってのお祭り。
・住民もこの神社のお祭りに合わせて、歌や踊りを練習するとのことで、永田地区でも住民にとってなじみのある神社という印象。
・ 近くに田之峰遺跡がある。縄文後期式土器が主体。

参考資料:「田之神神社縁起考」(社内にある)
参考資料:「屋久島、もっと知りたい 人と暮らし編」下野敏見著

田之峰神社大祭

写真

田之峰神社

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ビロウやセンダンに囲まれている。

田之峰神社

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立派なセンダンの樹が数本たっている。

田之峰神社

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畑の中を参道が通っている。まわりは民家のない畑。

田之峰神社

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社殿はコンクリート製。

田之峰神社

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境内にあるお祭りの準備が行われる建物。

田之峰神社

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宮司は大牟田氏の奥様にあたる方。

田之峰神社

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神事のお供え物。

田之峰神社

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多くの人が集まっていた。

田之峰神社

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永田集落で一番大きな祭り。

田之峰神社

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鹿肉を焼く人も。

田之峰神社

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祭りの旗も昔から立てる場所が決まっているとのこと。

田之峰神社

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子ども達には「おひねり」がお約束。

田之峰神社

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この年は向江地区の人が準備の当番だった。

田之峰神社

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子どもからお年寄りまで大集合。

動画

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