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小山神社

概要

・まわりには民家がない森の中にひっそりと社殿がある。
・祭祀は「玉依姫(タマヨリビメ)」 「綿津見尊(ワタツミ)」
ご神体は2つの陰石岩塊で、創立は江戸時代。同区の田之峰神社と姉妹関係にあたる。
・岩塊の大きさは、左が8m×5m。右が7m×6m。その上に樹木が茂り、「カイヤモイ」という森がある。昔はそこでのろしをあげていた。
・「小山」は「子山」が元々の名称。
・祭りの時はつのまきを供える。また縁結びの神様として、若い男女がつのまきをお供えしていた。永田の人たちは太古の昔からこの岩塊をご神体として、聖なる石体に思いを込めて拝んできたと考えられる。
・子宝の神様とも言われる。
・鳥居の前にある仁王像は、明治期の廃仏毀釈の時、羽生一馬さんが永田岳神社(顕寿寺?)で使っていた仁王像を「もったいないから」という理由で小山神社に置いたもの。
・岩の前には行かず、下から岩の割れ目を見てお参りする。(羽生さん談)
・屋久島の神社では珍しく木造建築。

小山神社大祭(2015.9.13)

・宮司は益救神社の大牟田氏。
 神事が終わってからも、集落の人がたくさんお参りに来ていた。
2015年9月13日 吉村保子さん
永田地区では落ち着いた神事。お祭り騒ぎはせず、神主さんが厳かに神事をとりおこなって終わる。
ご神体の大岩が「陰石」。
縁結びの神様。
ご神体の大岩に触ると子宝のご利益がある。
普段はご神体の大岩までは行かず、下からお参りするのが通例。
永田では唯一の木造建築による神社。
鳥居の前にある仁王像は明治の廃仏毀釈の時に集落の人が他のお寺からもってきたもの。

写真

小山神社

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不明ではあるが、かなり古くからこの石をご神体としていたとのこと。

小山神社

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ご神体前の鳥居は50センチほどの小さなもの。

小山神社

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鳥居はコンクリート製。

小山神社

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神社に仁王像はふさわしくないものの、廃仏毀釈の時に壊された仁王像を顕寿寺より移動させた。

小山神社

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祭りの日は、集落内にも旗が設置される。

小山神社

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縦の写真。

小山神社大祭

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コンクリートの神社が増える中、小山神社は木で作られている。

小山神社大祭

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神事のお供え物。

小山神社大祭

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永田集落内から多くの人が集まっていた。

小山神社

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社殿の裏にご神体がある。

小山神社大祭

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なおらいは社内で行われる。

小山神社大祭

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外で女性がなおらいの準備。

小山神社大祭

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なおらいに出てきた料理。

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